残ったのはマザーボード
これまでの診断の結果、トラブルの原因はCPU
またはマザーボードにしぼり込みました。
そしてCPU ( VIA/C3/1.2GHz ) を単体で調査した結果、正常であることが判明しました、
最後に残ったのはマザーボード ( JetWay 603-TFC ) だけになり、目視検査でコンデンサーの異常を発見しました。
再起動トラブルの原因は「マザーボードの故障」で、コンデンサーの液漏れ不良が直接の原因と判定しました。
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基
板上の電解コンデンサー9個の上部が膨らんでい
る。
9個すべて同じ容量(1500μF6.3V)の製品だ。
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コ
ンデンサーの膨らんだてっぺんから茶色の液漏れが
あることがわかる。
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通常なら廃棄する故障マザーボードだがコンデンサーを交換して修理することにした。
以下はコンデンサーの交換作業です。
液漏れした
コンデンサー
コンデンサーをマザーボードからはずした写真

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問題のコンデンサーは台湾GSC社製1500μF6.3V (105℃)だ。
基板上のふくらんだコンデンサー9個全部がこのGSC社製品だった。
マザーボードの電源安定化にはよく使われる「低ESR電解コンデンサ」だが、台湾製コンデンサーはトラブルが発生しやすいと業界では言われている。ご多分
にもれず今回のトラブルの原因はコンデンサーだった。
「コンデンサー、液漏れ」はありがちなトラブルだ。
マザーボード製品の液漏れによるリコールもたくさんあるようで、交換修理の
ページにもいくつもヒットする。
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コンデンサー液漏れの情報
秋葉原の電子パーツショップで相当品を入手しハンダ付け作業で交換した。
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秋葉原で入手した日本製(東信工業)の低ESR電解コンデンサ 6.3V
1500μF だ。
元のオリジナル品よりも直径は同じだが高さが20%ほど高い。
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交換用の電解コンデンサーは、オリジナル製品よりも高さが20%ほど高いが実装に
支障ない。
故障の原因となった電解コンデンサーをハンダゴテを利用して交換した。
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代
替の電解コンデンサーをハンダ付けした写真
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コ
ンデンサーを交換後のマザーボード上面の写真
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マザーボードは積層基板なので、不良コンデンサーの除去、代替品の装着では、ハン
ダゴテ作業にもコツがいる。
コンデンサー交換後、通電テストで症状の解消を確認した。
修理完了!

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別
のPCの電源をつないで動作確認テストをした。再起動する症状は解消した。
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■ マザーボードの品質について
世界で使われているパソコンやサーバーの多くは中国などで生産されています。新技
術が製品に次々と導入される一方で、メーカー間のコストダウン競争が過熱して、低品質(低価格)のパーツも使われているのが現状のようです。
マザーボードのプリント基板は同じでも、使用するパーツの品質が落ちれば性能も追従して低下します。
今回修理したマザーボードも低品質のコンデンサーを使用しているために、1年5ヶ月で故障が発生したと結論しました。ちなみに、同型番の JetWay 603TFC を、前回(1年間)
自宅サーバーで運用しましたが、コンデンサーのわずかなふくらみがありました。やはり、コンデンサーの品質が悪いために液漏れが起きたと推測し
ました。
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