どちらの方法でも「VNCサーバーのパソコン」(遠隔操作されるパソコン)と、
同じLANに接続されている別のクライアントパソコン(遠隔操作するパソコン)の2台を用意します。
このクライアントパソコンは、「VNCのクライアント」をインストールすることで、「VNCのクライアント」として利用できます。
VNCクライアントから、VNCサーバーに接続することで、サーバーパソコンの「画面」「マウス」「キーボード」遠隔操作することができます。
1、スタートメニューから
VNCサーバーを起動します。
2、初回だけVNCサーバーの
初期設定画面があらわれるので、ログインパスワードを設定します。
「OK」をクリックすると、このVNCサーバーの設定は保存され、VNCが起動します。
3、VNC
サーバーが起動すると、デスクトップのツールバーにVNCのアイコンがあらわれます。
VNCのアイコンが現れない場合は、再度起動させてください。
VNC
クライアント側の設定 @
VNCビュアー
を使う方法
|
クライアントとして利用するパソコンにも、上記の手順でVNCをダウンロードしてインストールしてください。
VNCのクライアントとして利用するには、インストール後に以下の手順で VNC Viewer ( ビュアー) を起動してください。
1、クライアント側で
Windows のスタートメニューから VNC Viewer を起動します。
2、VNC Viewer
の接続設定窓で、VNCサーバーの IP アドレスを指定して「OK」をクリックします。
3、次のように「パスワードを
求める接続窓」が現れれるので、サーバーに設定したパスワードを入力します。
「OK」をクリックすると認証が実行されます。
4、パスワードが正しい場合に
は、次のようにVNCサーバーで開いているデスクトップがあらわれます。
上記の白線で囲まれた「VNCビューアー内の画面」部分が
「VNCサーバー側のデスクトップ画面」です。
その画面内にマウスカーソルを移動させると、VNCサーバーのデスクトップをマウスで遠隔操作することができます。またマウスポインターを「VNCサー
バーのデスクトップ画面」内に移動させていれば、クライアント側で「キーボード入力」もできます。(
英語にだけ対応しているので、日本語入力はできないので注意。 )
サーバー側画面のマウスポインターが、クライアント側のマウスに追従して動いていることを確認してください。(これはけっこうたのしいです♪)
VNCサーバーは、LANにつながっているVNCクライアントに、自分の「パソコンの画面」と「キーボード」を飛ば
してくれます。VNCビュアーは、VNCサーバーと接続中はつねに通信をしています。LANのハブのランプがしきりに点滅することを確認してください。
アイデアしだいでいろいろな活用ができますので、いといろとたのしみながら使って考えてみてください。
わたし whzat
は、社内や自宅のサーバーを管理するために自宅のLANではVNCを利用しています。
5、VNCクライアントから
サーバーへの接続を切る
VNC
クライアントの利用を終了する場合は、かならす「VNCクライアント
の接続終了」を実行してください。
VNCクライアントのウィンドウの左端のアイコンをクリックして、メニュー から終了させてください。
VNCビュアーの左上のアイコンをクリックし、メニューの「閉じる」をクリックすると、接続が切れます。
VNC
クライアント側の設定 @ Javaビュアーを使う方法
|
もう一つの接続方法として、VNCビュアーでなく、インターネットエクスプローラなどのWebブラウザーの Javaビュアーを利用する方法があります。
Windows 版VNCサーバーには、JAVAビュアー機能も含まれているので、起動すると TCP/IP
の5800番台のポートからの接続が可能になります。ブラウザーからVNCサーバーに接続すると、Javaビュアーを自動的にダウンロードして表示・操作
すること
がで
きます。つまり、Webブラウザーに Jave
が準備されていれば、VNCビュアーを使わなくても、WebブラウザーのあるLANに接続されたパソコンからならば、接続して遠隔操作できるわけです。た
だし、
Javaを使うために VNCビュアーよりも動作は重くなります。
接続の手順はつぎのとおりです。
1、インターネットエクスプ
ローラまたは、ネットスケープナビゲータに Sun Java2 をインストールします。
このページでは、Webブラウザーに
Java2を含むネットスケープナビゲーターVer.7.1 を利用しました。
※ Java のプラグインを追加インストールすれば使用可能になります。
2、VNCクライアントとして
利用するパソコンのWebブラウザーから次の URLに接続します。
接続するURL: http://[
VNCサーバーのIPアドレス ]:5800/
( IPアドレスのうしろに「:」(コロン)と5800/
と入力することでポート番号5800番を指定します。)

サーバーのアドレスに接続すると、灰色の画面でVNCのログインパスワードを求められます。
VNCサーバーに設定したパスワードを入力して「OK」をクリックします。
3、パスワードが正しければ、
サーバー側のデスクトップ画面があらわれて遠隔操作することができます。
ブラウザーのウィンドウ内では、サーバー側のマウスとキーボードを遠隔操作できることを確認してください。
上記の画面は、サーバーのデスクトップ上でNetscape Navigator を起動させた画面です。
※ サーバーの遠隔操作を終了するには、画面左上の「Disconnect」
のボタンをクリックしてログアウトします。
4、ログアウトすると次のよう
な画面表示になります。
VNCは英語版であり、日本語に対応していませんが日本語化のパッチを
作成し公開されている方がいます。
この日本語化パッチを利用することで、
VNC設定画面表示の日本語化だけでなく日本語入力が可能になりるそうです。
わたしは日本語入力を使わないので、設定画面の日本語化だけをして使っています。
VNCの日本語化パッチについては、次のWebサイトを参照し
てください。このページでは説明しません。
パッチを適用する手順は、解凍したパッチソフトを既存のファイルに上書きするだけなのでむずかしくありません。
Under Done blog :: VNC 日本語化(
MS-Windows ): http://underdone.visithp.jp/B846637169/vncjp.html
※ 上記の日本語化パッチを利用することで、設定画面が日本語表示になります。
くわしい日本語化の手順は上記のページを参照するか、パッチに添付されているREADME を参照してください。
企業や学校、家庭のLANでは、離れた場所に置いてあるサーバーなどのパソコン
を、手元で管理するのに便利です。
また、パソコンのディスプレーが1台しかない場合にも、クライアント用パソコンが1セットあれば、VNCサーバーをインストールしてLAN経由でパソコン
を切替えて利用すること
ができます。
このページではVNCをLANで利用するための手順を書きましたが、VPN(仮想プライベートネットワーク)などの通信を利用できれば、インターネットを
経由した外出先からの通信も比較的安全にできます。
VNCはアイデアしだいでいろいろな使い方ができますので、LANであそびながら活用方法をみつけるもの一案です。
わたしの活用事例ですが、オフィスで「プリンタ共有」用パソコンの管理や、Webサーバー
(Windows2000)の管理で利用しました。距離的に離れているパソコン間のネットワークからの遠隔操作はたいへん便利です。
VNCは使用中にネットワークの負荷がかかります。アクセスの集中するネットワーク径路で利用する時は注意が必要です。
また、パスワード認証後の通信は暗号化されていないので、セキュリティーを重視する場合は配慮が必要です。
このページでは、VNCを利用するための必要最小限の説明だけしています。会社、学校、オフィスでのVNC利用については、別途にセキュリティー対策をし
てく
ださい。
whzat より 2005/04/03